京丹後に佇む社
例祭
例祭は祭神様の御神徳を称え氏子や崇敬者の繁栄や五穀豊穣などが祈られ、神社の年中行事の中でも特に重要な祭典です。
・四月 春の例祭
・十月 秋の例 祭
蛭児神社の例祭
4月
春の例祭
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秋の例祭
令和六年十月二十六、二十七日
令和6年度蛭児神社 秋の例祭を観て
北近畿久美浜町は、日本海と久美浜湾に挟まれた地形が天橋立に似ていることから小天橋(日間の松原)とも呼ばれるようになり、8kmの白砂の海岸線を成している。
外海と内海があって内海は年中波穏やかで魚釣りが盛んなところである。夏は海水浴、冬は味覚の王様「かに料理」で民宿30軒が並んでいる。その中に蛭児神社があって、秋の例祭を観る機会を得ました。
宵祭り(10/26)では、「だんじり」に早めの提灯点灯が行われ、お祓いを 受けたあと神社正面で「だんじり」に組付けられた大太鼓を打ちながら屈強の青年たちが赤座布団を肩に体制を整えて力を合わせて区内を巡行し、家々の軒先には御神燈を灯しお祭りを盛上げていました。
翌日(10/27)の本祭りはお天気に恵まれて、本殿で祭礼が行われたのち全員のお祓いとお神輿、子供神輿のお祓いを受け、渡御出立となり巡行がはじまり、早尾神社ではお供え物を奉納、境内で祭礼が行われました。その後区内巡行を続け無事お神輿が蛭児神社へ環幸となりました。巡行には稚児の参加があり、総勢86名の行列でした。お祭りは全町内で力を合わせ、協力的に、穏やかに楽しもうという機運が高かったように感じました。これは筆者の感想ばかりではなく、区民館での昼食時の直会で奉賛会長の話の中「私の幼少の頃から思い出しても今回の秋の例祭は盛大で本当に愉快で気持ちが良いです。これからもこんな楽しいお祭りを続けていきたい。」と締めくくっておられました。
令和6年10月28日
大森神社奉賛会 村上英博記